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過去の『工作実験解説集』 

3Dを体験しよう! (科学の祭典2013出展)
 どんな実験なの?
 “3D”って何? 3D映画、3Dテレビ、3D絵本などを見ると、ものが飛び出して見えます。3Dビュアーとステレオ画像を作って、その不思議を体験します。
 
 実験のしかたとコツ
【用意するもの】
  ・3Dビュアー:それぞれの位置を書いた画用紙(15cm×27cm)、凸レンズ(焦点距離70mm)2枚、A7版カードケース。
ステレオ画像:デザインシール3対、台紙(105mm×85mm)
 
【工作のしかた】
  (1) 画用紙のレンズ2ヵ所を、コンパスカッターで切り取りす。
  (2) カードケース部分をカッターナイフで切り取ります。
  (3) 凸レンズとカードケースをそれぞれ両面テープで取付けます。
  (4) 画用紙の実線を山折りして箱形にし、両面テープで止めます。 これで、3Dビュアーの完成です。
  (5) 台紙の左右に枠を書きます(台紙は方眼紙を使うと便利です)。
  (6) 枠の中心部に、同じ模様の1対のデザインシールを貼ります。
  (7) 左右の枠内に、デザインシール2対をそれぞれ水平位置3mm~4mmずらして貼ります。対のデザインシールの垂直位置は正確に合せてください。ステレオ画像の完成です。水平位置のずれで飛び出し感が生じます。左右どちらにずらすと画像が飛び出したり引っ込んだりするかをためしてください。
  (8) ステレオ画像を3Dビュアーのカードケースに入れ、レンズに目をあてて3Dビュアーをのぞくと、左目で左画像、右目で右画像が見えます。
  (9) 3Dビュアーの横幅を調整すると、画像がハッキリ見え、3対のデザインシールの奥行きが違って立体的に見えます。
 
 気をつけよう 
  ・今回の工作・実験は小学生以上の方を対象としています。
  ・3D画像の見え方には個人差があります。
  ・3D画像を見る際は保護者の方の責任、管理のもと、健康状態には十分にご注意ください。
 
 もっとくわしく知るために 
    3D〔立体視〕に関する全般的な記述は、次のウェブサイトを参照してください。
     ・摩訶不思議な世界(3Dアート):http://www2.aimnet.ne.jp/nakahara/3dart/3art.html
    今回の工作・実験は「蔵前理科教室ふしぎ不思議(くらりか)」にご協力いただきました。
 
電機・電子・情報通信産業経営者連盟
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