過去の『工作実験解説集』
磁力の不思議! -リニアモーターを作ろう- (科学の祭典2018出展)
どんな実験なの?
身近にある磁石、乾電池、クリップ、アルミテープなどを使ってリニアモーターを作ります。リニアモーターを使い中学校の理科で学ぶ「フレミングの左手の法則」を体験しましょう。
実験のしかたとコツ
図1に示すリニアモーターを作ります。電池ボックス(b)やスイッチ(c)も手作りします。ものづくりの楽しさ と磁石の不思議を体験しましょう。
【用意するもの】
工作用紙、磁石12個、乾電池、クリップ(特大、大)、ダブルクリップ、アルミテープ、ストロー(直径12㎜程度)、赤と黒のコード
工作用紙、磁石12個、乾電池、クリップ(特大、大)、ダブルクリップ、アルミテープ、ストロー(直径12㎜程度)、赤と黒のコード
【工作のしかた】
(1) 工作用紙とアルミテープとクリップでレールと電池ボックスとスイッチを作ります。ストローとアルミテープで回転体を作ります(図1(a)~(d))。
(2) 磁力が全部同じ向きになるよう磁石を台紙に貼りつけて、レールの間に置きます(図1(e))。
(3) リニアモーターを組み立てます(図1)。レールの導体部と電池ボックス、スイッチをコードでつなぎます。レール導体部につなぐ部品にはダブルクリップを使用します。
(3) リニアモーターを組み立てます(図1)。レールの導体部と電池ボックス、スイッチをコードでつなぎます。レール導体部につなぐ部品にはダブルクリップを使用します。
【実験のしかた】
リニアモーターの動作を観察します。回転体をレールの上にのせ、スイッチをONにすると回転体が右(または左)の方向に回転しながら移動していきます。
磁石を貼った台紙を裏返すと、回転体の移動方向が逆になることがわかります。これがフレミングンの左手の法則です(図2)。
磁石を貼った台紙を裏返すと、回転体の移動方向が逆になることがわかります。これがフレミングンの左手の法則です(図2)。
流れる電気の量を多くしたとき、磁力を強くしたときに回転体はどうなるでしょうか。流れる電気の量を多くしたり、磁力を強くするにはどうすればいいか、考えてみましょう。
気をつけよう
スイッチを入れたまま放置しないでください。
スイッチを入れたまま放置しないでください。
もっとくわしく知るために
・リニアモーターの作り方はWebサイトにたくさん情報がありますので参考にしてください。
・今回の工作・実験は「コアネット」にご協力いただきました。
コアネットWebサイト: http://www.core-net.org
・リニアモーターの作り方はWebサイトにたくさん情報がありますので参考にしてください。
・今回の工作・実験は「コアネット」にご協力いただきました。
コアネットWebサイト: http://www.core-net.org