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過去の『工作実験解説集』 

赤・緑・青のLEDで 光の不思議を楽しもう! (科学の祭典2015出展)

 どんな実験なの?
    2014年に、青色LEDの発明により、3人の日本人がノベール賞を受賞しました。
    赤色、緑色、青色を発光するLEDを一か所に配置し、可変抵抗によりLEDの発光量を調整することにより、いろいろな色をつくってみましょう。
 
 実験のしかたとコツ
【用意するもの】
   赤色・緑色・青色LED、単三乾電池2個用電池ボックス、プラスチック板、2kΩ可変抵抗3個、100Ω抵抗3個、単三乾電池2個、紙製カップ2個
 
【工作のしかた】
  (1) 工作回路の接続図とプラスチック板の部品配置図を図1と図2(下部は可変抵抗の位置、単位:mm)に示します。
  (2) LEDと可変抵抗をプラスチック板に取り付け、図1接続図のとおり、ハンダまたはジャンパーピンなどを用いて接続します(電池ボックスは、プラスチック板の裏面に両面粘着テープ等で貼り付けます)。
 
【実験のしかた】
 (1) 電池ボックスのスイッチを入れて、赤色・緑色・青色のLEDが点灯し、可変抵抗を調整すると、発光量が変化することを確認します。
 (2) 可変抵抗を最大(光量は最少)にして、紙製カップをLEDにかぶせます。
   ・赤色LED用の可変抵抗の抵抗値を少なくすると、紙カップの底面の丸い赤色部分が明るく、大きくなります。
   ・緑色LED用可変抵抗を調整すると、紙カップの緑色部分が明るく大きくなり赤色と重なった部分は黄色になります。
   ・青色LED用可変抵抗を調整すると、紙カップの青色部分が明るく大きくなり、赤色と重なった部分は赤紫色に、緑色と重なった部分は青緑色に、赤・緑・青色が重なった中心部は白色になります。(図3色の重なり) 
 
 気をつけよう
    LEDを正面から直接見ないでください。
 
 もっとくわしく知るために
LEDの基礎知識:http://www2.panasonic.biz/es/lighting/led/led/index.html
    今回の工作・実験は「蔵前理科教室ふしぎ不思議(くらりか)」にご協力いただきました。

図3 三色の重なり
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