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2018年度

2018年度一覧

JEEDより受託の「高齢者雇用推進事業」の終了

2019-03-08
今野名誉教授
 2017年度より2年間、「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」からの委託事業である産別(電機・電子・情報通信産業)の「高齢者雇用推進事業」に取り組み、3月8日に「産業別高齢者雇用推進事業実施結果報告書」が受理され全事業を終了することとなった。
 2017年度については、今野学習院大学名誉教授を座長とする高齢者雇用推進委員会を設置し、その委員会において「事業の検討テーマ」、「事業の具体化」の議論を行なった。そして、次年度の高齢者雇用推進のためのガイドラインの作成と普及啓発セミナー開催に向けて、会員各社へのアンケート調査(回収:52社/58社中)および、ヒアリング調査(14事例 / 本人・上司  28名)を実施し、その結果を「2017年度実施報告書」としてとりまとめを行った。
 2018年度については、高齢者雇用推進委員会を上期に5回開催し、高齢者雇用推進のためのガイドラインとして「シニア社員が活躍できるキャリアのつくり方(電経連版キャリア再設計プログラムの提案)」を冊子(テキスト)にまとめあげ、これに基づいて下期には4回(情報・通信・音響部会、総合・重電部会、部品政策部会、課長会)の「シニア社員キャリア再開発セミナー」を開催し、「シニア社員がイキイキと活躍できる」ための啓蒙活動も行い、2年間の委託事業について無事終了することができた。

課長会を開催

2019-02-08
今野名誉教授
講演風景
梅田書記次長

  2月8日(金)に電機工業会館(東京都千代田区)で課長会が開催された。第部講演では、シニア社員キャリア再開発セミナーを開催し、高齢者雇用推進委員会の座長である、学習院大学名誉教授 今野浩一郎氏より「高齢者雇用促進ガイドラインの作成経過・趣旨説明」についてご講演をいただいた。その後、日本能率協会総合研究所 主幹研究員 広田薫氏より、「ガイドラインの内容説明」について、今回作成した電経連版ガイドラインに沿って、実務担当者の視点からより詳細なご説明、解説をいただいた。 

  第部講演は、春季交渉を目前に控え、電機連合 総合労働政策部門担当の書記次長 梅田利也氏をお招きして、「電機連合の2019年総合労働条件改善闘争の取り組み方針」についてご講演をいただいた。

 講演の中では、「開発・設計職基幹労働者賃金(30歳相当)」の水準改善(3,000円以上)、及び「高卒初任給」「産業別最低賃金(18歳見合い)」の水準改善要求(4,000円)に至った経過や根拠、また、働き方改革関連法に対する電機連合の取り組み方針等、約1時間にわたり、具体的なご説明、解説を賜った。

 
 

部長会を開催

2019-01-30
松川特別顧問
講演風景
電機連合 神保書記長

 1月30日(水)、電機工業会館(東京都千代田区)の6偕会議室で『部長会』を開催し、日本生産性本部 特別顧問 松川昌義氏から「生産性運動の歴史的経過と今後について」、及び電機連合 書記長 神保政史氏から「2019年総合労働条件改善闘争について」のご講演を賜った。講演の後は、業績動向、春季交渉に関連して、会員各社による情報交換会も行なった。

理事会長崎視察(1/18-19)の実施

2019-01-18
長崎造船所資料館の説明風景
長崎造船所資料館前にて集合写真
軍艦島を望む

 1月18-19日、理事会(理事・監事14名参加)による長崎視察が行われた。

 今回の視察では、まず、「三菱重工業・長崎造船所」を訪問し、そこの資料館の稲岡チーフマネジャーから、長崎造船所の概要・歴史の説明に始まり、長崎造船所で造られた輸送船・客船・軍艦(戦艦武蔵を含む)の貴重な記録写真や造船に関連する工作機械類等、日本の近代化・発展の歴史の生き証人である数々の展示物を解説いただいた。
 この資料館そのものが、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成施設の1つであり、原子爆弾の爆風にも耐え、120年の風雪に磨かれた建物であり、一同、明治日本の黎明期の発展の原動力となった「ものづくりの魂」に深い感銘を受けた。
 また軍艦島(正式名称:端島)の視察では、昨年7月の台風の被害のため上陸こそかなわなかったが、島内での1810年の石炭発見以来の炭鉱の歴史と、主に製鉄向けの良質な石炭を産出し続けた日本近代化への貢献の意味合い、さらに東京ドーム1.3倍の面積に最盛期は5000人強の人々が働き、暮らし、学んでいた、共同コミュニティの実態を学ぶことができた。 

 同様に、国宝兼世界遺産(文化遺産)となった大浦天主堂の背後にある明治初めに日本を訪れたフランス人宣教師と250年間に亘る隠れキリシタンの人々との出会いに始まる壮大な物語にも初めて接し、感動を受けた。近い将来にローマ教皇が日本を訪問する話が出ているが、そこに繋がる深い水脈が存在することを実感した。
 短い時間ではあったが、日本の産業・文化の発展に長崎の果たした役割と意義を再認識し我々の先人の努力に思いを馳せ、我々産業人としてのそれぞれの新年のスタートに当たり清新な決意を新たにさせる視察となった。

「第17期電経連研修」が閉講

2019-01-17
ご講演中の電機連合 鈴木名誉顧問
成果発表風景
閉講ご挨拶 原田理事長
第17期電経連研修は、第7回(最終回)が1月17日に三菱電機本社 東京ビル(東京都千代田区丸の内)のダイヤモンドプラザT会議室にて開催され、原田理事長の閉講挨拶をもって今年度の全ての日程を終了した。研修終了後には懇親会が催された。懇親会では、同期会幹事の選出を行うなどして、一同、再会を期していた。
 
●<第17期電経連研修開催実績>参加者33人(32社)
   開催日  講義テーマ等
第1回
5月25日
(金)
  • 自社および自己紹介
  • ドイツにおける”労働4.0”をめぐる議論から日本は何を学ぶべきか(労働政策研究・研修機構 労使関係部門 山本陽大氏)
  • 基調講演:第17期電経連研修開講にあたって(パナソニック 佐藤代表取締役専務)
第2回
6月22日
(金)
  • 味の素㈱川崎工場訪問(会社概要説明、工場見学、質疑応答)
  • 講演「味の素のグローバル人事戦略について」(グローバル人事部 SM 眞保由彦氏)
第3回
7月20日
(金)
  • 講演「労働運動からみたグローバル化」(金属労協 事務局長 浅沼弘一氏)
  • 講演「ドイツ勤務からみたグローバル化」 (富士通㈱ 労政部 SM森川学氏)
  • 第4回研修に向けて:グループ討議構想の具体化(中村社会保険労務パートナーズ代表 中村氏)
第4回
合宿
9月14日
(金)
9月15日
(土)
合宿研修:フリーディスカッション & グルーブ討議(東芝研修センター・新横浜)
  • フリーディスカッションテーマ:10年後の人事部門の役割・在り方について
  • グループ討議テーマ:生産性向上・働き方改革関連、人事制度(評価・処遇・異動)関連、人材開発(確保・活用・育成・定着)関連、モチベーション向上関連
(中村社会保険労務パートナーズ 代表 中村氏)
第5回
10月19
(金) 
  • 事例紹介Ⅰ部:アルプス電気における働き方改革への取組みについて(アルプス電気 人事部 阿曽雅之氏)
  • 事例紹介Ⅱ部:ソニーの人事制度改革の取組について(ソニー人事センター人事企画部報酬グループ 工藤真伊氏)
  • 講演:企業年金制度とは? 企業年金のこれまでとこれから(企業年金連合会 コンプライアンス・業務監査室 コンプライアンス・オフィサー 守屋潔氏)
第6回
11月30日
(金)
  • パナソニックミュージアム(松下幸之助歴史館・ものづくりイズム館)見学
  • 事例紹介:京セラの経営理念と京セラフィロソフィ(京セラ 小柳大尚氏) 
第7回
2018年
1月17日
(木)
  • 労働運動の歴史と今後の組合活動を考える(電機連合 鈴木名誉顧問)
  • 成果発表会:10年後の人事部門の役割とあり方、そして自分(参加者全員)
  • 理事長閉講挨拶(三菱電機 原田取締役常務執行役)
電機・電子・情報通信産業経営者連盟
〒102-0082
東京都千代田区一番町17-4
電機工業会館5階
TEL.03-3556-5896
FAX.03-3556-5897
 
 
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